株式会社サニーマートさま
(写真左側:株式会社サニーマート 六泉寺店、店長 関さま / 右側:もぐもぐチャレンジ企業担当 有光さま )
※取材内容・肩書は取材当時のものです。
_もぐもぐチャレンジの第一印象は?
大変失礼ですが、何をやってるんだろうという風に思いました。
もぐもぐシールを貼るだけで、どこまでお客様に浸透していくか、どれだけ反応していただけるのかというところはすごく不安に思いました。
合わせて、数値がついて来るのかという不安もありました。
また、従業員には自ら進んで貼ってもらいたいという思いもあり、シールを貼ってもらう動機づけをどうするのか悩みました。
最初にメリットと意味合いはしっかりと伝えましたが、実際不安な点は多かったです。
_導入してよかった点は?
私が入った時は、一部の部門でもぐもぐチャレンジを実験的に運用している段階でした。
やるなら店全体で取り組もうということで、まずシールを貼っている商品をガラッと変えました。
それによって、お客様からシールの質問を受けることが増え、意味をお伝えしたところ、「それなら値段も一緒だけど、シールを貼った商品から購入する!」との声を想像以上にいただき、嬉しく思いました。
社会貢献として、ビッグチャレンジに参加していただけるお客様も多く、それに伴い、大きな台紙にシールを貼ることが、大人の方にも楽しく感じていただいているみたいでよかったです。
また、シールを一部部門から全部門に変えた時点で、特に売変率の変動が見えた点もよかったです。
更に、お孫さんにと家族内で集めてくださったり、地域の知り合いの方が協力して集めてくれていて、地域での会話などにもなっているのではないかと、嬉しく思います。
_具体的に手応えを感じた出来事などはありましたか?
全課に変えた際に、ガチャガチャの回転数が増えたことで利用されているお客様が増えたことが実感できました。
更に、その後数字を追いかけると、売変(※売価変更率)の数値が良くなっていました。
_シールを集めてもらうための取り組み・工夫について
全課に広げ、お客様ともぐもぐシールの接触回数を増やした点です。
また、もともとくじ引きでしたが、ガチャガチャに変更すると、子どもたちが楽しく回してくれるようになり、参加率が増えました。
更に、ガチャガチャ、ビッグチャレンジを入り口付近の目立つ所に置いたことで声をかけてくださるお客様が増え、更なる参加率増加に繋がったと思います。
_現場教育について
意識付けとして、毎月のシールの枚数の伸びなどをスタッフに伝えていました。
また、お客様からもシールに対する反応をいただき、スタッフの意識も変わり、ということを自然と繰り返し行っていました。
とにかくやってみようと店全体で取り組み、スタッフも最初は定型の仕事だと思ってやっていたところもあったと思います。
しかし、お客様からお声をいただき、反応が見えたことでスタッフへのやる気にも繋がっていきました。
_今後の目標
ガチャガチャとビッグチャレンジ以外で新しいことをしていきたい。
新年度になり、新しいお客様が増えたので、そのお客様にも認知を広めることをしていきたいです。
_もぐもぐチャレンジの第一印象
最初は担当部署が定まっていなかったので、第三者の気持ちでいました。 しかし、実際に行ってみて、子どもたちに楽しく食品ロス削減に取り組んで貰えるのは良いことだ と思いました。
また、食品ロス削減ということで、値引きの商品を買うことが恥ずかしいお客様にも、社会貢献を しているという気持ちに切り替えて、購入していただける事は特に嬉しく思います。
_導入してよかった点
まだまだ課題点もありますが、開始から3年を超え、店長の方から 「うちの店もガチャのマシンを入れたい」「ビッグチャレンジを導入したい」 という連絡があったことを嬉しく思いました。
また、ビッグチャレンジで子ども食堂様との交流ができたことが良かったです。
_導入されている店舗様との連携は具体的にどう行っていますか?
主に運用・回収動向・一部景品のサポートをしております。
また、食育の活動の一環として、食品ロス削減を減らしていこうという取り組みを行っており、会議の中で意識して、取り組みやシール動向も確認しています。
_今後の食品ロス削減に対する目標
目標は食品ロス削減、そのために常に意識していただくよう 夏休み・食品ロス月間など の機会にイベント等を行いたいと思っております。