株式会社ゆめマート熊本さま

写真左側:株式会社ゆめマート熊本  ゆめマート菊陽店 田尻店長さま/右側:もぐもぐチャレンジ企業担当 守田さま

※取材内容・肩書は取材当時のものです。

 

 

_もぐもぐチャレンジ導入のきっかけは?

 

企画の提案をいただいた時に、課題としていた⾷品ロス削減という当店の⽅針と企画の内容が⼀致していると感じたので導⼊を決めました。
また、お客様と楽しみながら⾷品ロス削減への取り組みができそうだというところにも魅⼒を感じました。

 

 

_導入時のスタッフの反応はいかがでしたか?

 

現場としても⾷品ロスを減らすという⽅針なので、⾯⽩い取り組みだと思いました。
ただ、新しい取り組みを導⼊するということは、シールを貼ったりお客さまの対応をしたりと現場の仕事を増やすことになるので、正直なところ⼿間が増えるなとは感じました。

 

当店では主に⼣⽅にシールを貼るようにしました。
すると、その時間に⼊るスタッフが主にシールを貼ることになり、最初はちょっと嫌がっていましたが、最近ではお客さまの⽅から 「この商品は対象になりますか?」と声をかけてもらえるようになり、担当スタッフもシールの漏れがないようになど責任を持って取り組んでいます。

 

 

_シールの対象商品は何にしていますか?

 

基本的にはパンや惣菜、お⾁、⿂とジャンルを問わず、半額のタイミングで貼っています。
シールを貼るルールはきちんと決めておこうと導⼊前から話し合い、半額商品と決めました。

 

_景品の内容はどのようなものですか?


商品の交換はレジ横のサービスカウンターでおこなっていて、そこに台紙を持ってきてくれたお客様と直接やりとりをするようにしています。
最初はお子さま連れのお客さんが多いだろうという想定でしたが、蓋を開けてみれば30代、40代、ご年配の方と幅広い世代のお客様が交換に来てくれました。
当初は子どもを対象としたお菓子を景品にしていたのですが、お醤油などの調味料も景品に加えることで、お客様から喜びの声をいただきました。現在も、お客様の声を直に聞いたスタッフが景品の中身を決めるようにしています。

 

 

 

_導入時のお客様の反応はいかがでしたか?

 

導⼊時から店内にポップやポスターを掲⽰しました。最初は、お客さまに割引シールだと思われたのですが、シールの話をきっかけにもぐもぐチャレンジの話をすることができました。もぐにぃのキャラクターの可愛らしさのおかげでもあると思います。

 

_掲示物の工夫はしましたか?

 

販促物として提供いただいたものがあるので、こちらで何か⽤意したものはないです。ただ、半額商品に貼っているという当店のルール上、お客様から「これにも貼って」と対象外のものを⾔われた際に説明ができるようポップは作りました。 

また、景品交換の場所とサイネージ、そしてシールを貼る時間になると店内で、もぐにぃの曲を流すようにしています。それが流れたらシールタイムだということが定着してきました。

 

 

 

 

_スタッフのトレーニングで苦労した事はありますか?

 

⼦どもがきたら視線を合わせるなど、お客さまに合わせた接し⽅が⾃然にできる接客のプロばかりなので、特別なトレーニングは⾏いませんでした。

 

_困ったことなどはありますか?

 

特にありませんでした。最初にもぐもぐチャレンジを導⼊した時期が2021年の9⽉でしたが、お客様からの反応がとてもよかったので、現在は21店舗で実施をしています。もぐにぃのシールを名札に貼ってアピールしたりと現場スタッフにも積極的に取り組んでもらっています。
各店舗ごとにシールの集計をしていて、お店によって数にばらつきがありますが、本部スタッフがお店を回る際に、景品の提案などができているので、連携もしっかりと取れています。 

 

_お客様からの不満の声などは届きますか?

 

基本的にはありませんが、当店では半額のタイミングでシールを貼っている、隣の店舗では2割引、3割引のタイミングで貼っているなど店によって微妙にルールが違うので、複数店舗でお買い物いただいているお客様から、「こっちは貼ってないの?」という声が少しありました。
そこは全店で合わせるべきかと検討中ですが、お店の規模もそれぞれなので、基本ルールの統⼀をおこない、あとは各店舗に合わせた内容にしたいと思っております。

 

_最後に今後新しい取り組みをする予定はありますか?

 

20枚30枚と、まとめてシール台紙を持って来られるお客さまに対して、5枚、10枚など⼤きな交換ができるようなプレミアム交換の企画をしています。

 

_取材へのご協力ありがとうございました。